朝から上の子と地域のマルシェ的なイベントに出かける。手づくりのこども服や陶器、本物の花で作ったアクセサリーなどを眺めながら中高生のジャズバンドを聴き、手づくりドーナツを食べる。さまざまな人のさまざまな「好き」に身を浸しているような心地。好きでやっていることに上も下もないと思える穏やかな空間だった。子どもはラメ入りの石鹸を作って、帰るまでのあいだ何度もカバンから出しては眺めていた。
そして今、インスタグラムを開くとおすすめにハンドメイド作家の愚痴スレッズが出てきた。毎回同じような文章が出てくるのにみんな違う人で驚く。母業をやっているとできることの条件が在宅になりがちなこと、するとオンラインが主戦場になること、すると提供するモノでなく提供している人も重要になること、愚痴やお気持ち表明など気をひく書き方をすれば注目されること。モノが蔑ろにされ似通った文章が並ぶ。そのすべてが嫌になる。
マルシェで子どもと楽しい時間を過ごしたことも、すべてが嫌になることもどちらも本当で、それでも自分ひとりでできることがしたいと思う。誰かでなく自分が決めたいと思う。

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