本のすみか店主、小林さん編集の『いろいろな本屋のかたち』を読み終える。
ほんとうは来年の文学フリマ京都で手に取ろうと思っていたけれども、本屋をやってみたいと思いついた瞬間にこの本の存在を思い出してすぐに取り寄せた。そうしてよかった〜と心底思っている。今、本屋をはじめるための本をいろいろ読んでいるけれども、この本を読む前にそれらの本を読んでいたら、きっとやる前から諦めていたと思うから(他の本が厳しいことを言っているというわけでなく、本屋さんを取り巻く状況そのものが厳しいというだけです)。
『いろいろな本屋のかたち』には、オンライン書店や移動式本屋など、さまざまな形態の本屋さんの実感がそのまま書きつけられている。きっとそのままであるはずなのに、どのエッセイからも「本屋ってこんなに大変なんだよ」よりも「本屋ってこんなに自由なんだよ」というメッセージを強く感じて、それが今の私には希望だった。
なにより店主のみなさんが、ビジネスというより「生き方」として本屋を選んでいること、そしてそれを明るく書きつけていることに勇気づけられました。本屋に限らずこれから何かを始めたい人、生き方に迷っている人の希望になるような本だと思う。
そして本のすみかさんの名前の由来を知ってうれしくなった!私もそのバンドが大好きなのです。自分の名前が出てきたのもうれしかった。ありがとうございます。イベントでご一緒してから一年半ほど。『今日は思い出す日』も『書いてばかりいた』も本のすみかさんの手で、息の長い本に育てていただいたと思っています。

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