上の子の幼稚園の誕生会へ行く。会が始まるまで、パイプ椅子に座ってただ前を向いていた。講堂の床に、斜めに朝陽が射している。たったそれだけのことに救われた。
上の子が壇上へ登ると、同じクラスの子たちが名前を呼んでいた。私にも「◯◯ちゃんのママ」と話しかけてくれる。先生が作ったお話に、素直にリアクションする子どもたち。眩しくも安心できる空間に身を浸す。
救いのような朝陽、子どもたちのあたたかさ。自分の目に見えるものを、自分なりの方法で保存し続けること。書いて読む暮らしを取り戻さなくてはと思った。
その一方で、これでいいのだろうかと思っていた。先月から下の子は保育園へ通い、私は価値のない仕事をしている。仕事なんて始めず、もっと子どもたちに対して一生懸命向き合っていた方が良かったのではないかと、自分勝手なことをしているのではと後悔していた。
自分に自信がない。だから自分がやっていることにも自信がない。けれどもそれならやるしかない。家に帰って、ひとり机に向かい、仕事も子どものこともできるようなしくみを書き出してみた。明日が来るのが楽しみになるような毎日にしたい。
名前をつけて保存し続ける
明日には忘れてしまう朝陽の色を あなたの表情を

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