朝は資料館のボランティアへ。今日は常設展を学芸員さんに解説していただいた。このあたりは酒造りが有名なのだが、それは海に面していること、酒米の産地が近いこと、酒造りに適した水が湧いているからなど、いろんな条件が重なった結果なのだと知る。もう一つの特産品である和紙も、この土地で採れた土を溶かした泥を混ぜ込みつくるため、模造品が出回りにくいという理由で藩札に採用され発展したのだという。自然発生にも理由がある。今ここにこうして存在するには、どの条件も欠けてはいけない。
帰り道、いつもは子どもたちの絵本ひろばの帰りに立ち寄る惣菜店で、コロッケを4つ買って帰る。川沿いの遊歩道には、薄茶になった松の枝葉が落ちていた。風は冷たい。なにもかもがうちに籠る季節。今日ははやく眠ろうと思う。
新喜劇を観ながらコロッケを食べ、人形劇を観に行く。上の子が以前通っていた保育園の先生に会い、先日上の子が「人間だった」と言っていたサンタクロースの正体は、会場だったスーパーの店長さんだったと教えてもらう。スーパーの店長はサンタクロースにもなれるのだ。
そのあとは図書館へ寄ってから友人の家族が営む古本屋さんへ。上の子とふたりで来たと言うと「ふたりでおでかけできるようになったんや」と自分のことのように喜んでくれて嬉しい。中原淳一の本を買って帰る。
この街に暮らし始めて5年が過ぎた。知っている場所がある。すれ違う、会いに行ける知り合いがいる。今ここで、この自分でしたいことをしようと思う。

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