歩きださなくては

小さな雪のつぶがぽろぽろ降るなか、ピアノ教室から走って帰った。下の子を抱え、上の子と競争しながら。洗濯物がベランダで濡れていたけれども、脱衣所へ向かいまずお風呂へ入った。夕立に降られたとき、浴衣を着る夏祭りの日の夕方。夕ご飯を食べる前にお風呂に入るのは、何かしら特別な日だった。「ちょっとずつ日が長くなってゆったりできる気がする」と母からラインがきていた。

今受けている仕事も、そう長くは受けさせてもらえないだろうと察する。歩きださなくては。何かを始めるのはいつも、何かから逃げたいときだと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA