「こうなることは分かっていたよ」と言いつつトラちゃんが仕事を辞めること前提で一切手を貸さない。というか手を貸すという発想もない(なのに「どうせ辞めるんでしょ」とか言われるんだよねえ現代も)。
そんな男たちの言うことを受け入れるところを見せられたら、手を差し伸べていたよねさんは悲しいよね。でも「じゃあどうすればよかったの」というトラちゃんの気持ちすごく分かるし、今を生きる自分にもその問いの答えが分からないという虚しさ。しかし法の道へと誘った穂高先生がラスボスだったとは……。
二人ともただ法の道を進みたいだけなのにこうも分断されてしまうのかと、私が私のままで法の道をゆくことがどうしてこんなに難しんだろうと泣いてしまった。
「こうなることは分かっていたよ」って言うんやったらなんかしら準備しとけやと思う。何もせず高みから「まあすべて分かってるけどね」みたいな態度とるのツイッターかと思った。ほんとにこの仕草嫌い。そして妊娠してるって勝手に言うのもあかんよねえ。子どもを大切にするのとトラちゃんを蔑ろにするのが表裏一体になってるのも、女は子を生むための生き物としか見てない感じで怖い。なんで「子どももトラちゃんも大切」になれないんだろう。
ただの「私」を生きているだけなのに、女ゆえの、母ゆえの理不尽さがついてまわってくる。その過程が具に描かれていて毎回観入ってしまう。
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