一ヶ月

下の子が生まれて1ヶ月が過ぎた。けっこうほっぺが膨らんで、目がぱっちりとした。近くにきた人を目で追うようになったと気づいたのは昨日のことだった。もうそんなに見えてるんだっけと検索したページに下記のようなことが書いてあり余計に愛しさが増す。

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赤ちゃんのすごいところは、ただ見ているだけ、聞いているだけで、こうしたこと(歩いたり言葉を話したり)ができるようになる、ということです。(略)大人になると、こうしたことはできなくなります。英語が嫌いな人は英語が身につきません。英語を勉強したくないからです。でも、赤ちゃんは、だれかが教えなくても、英語がまわりにあれば、英語がしゃべれるようになる。日本語があれば、しゃべることができるようになる――。

(略)

「赤ちゃんはゆりかごの中の科学者」といった人がいます。まさに尊敬すべき存在なのです。

https://jp.moony.com/ja/tips/pregnancy/childcare/development/pt0546.html

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1ヶ月検診に行く。担当してくれたのはいちばんお世話になった助産師さんだった。約1年間通った産院にはもう来ることはない。住み慣れた街を離れるような寂しさがあったし、卒業という表現がしっくりきた。最後の診察を待つあいだ、1週間検診で訪れていた赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。下の子とはだいぶ違う。少し高い、生まれたてという感じの声だった。もう新生児期が終わってしまった。