繭玉

朝、公民館で下の子のベビーオイルマッサージ教室を受ける。マッサージはもちろん、手や足を動かして運動させてあげること、ときどきうつぶせにしてあげることなどを助産師さんに教えてもらう。

ベビーマッサージはあることは知っていたけれども、やる人はやってるんだろうなという感じで上の子の時は一度もやらなかったし、運動もうつぶせもしたことがなかった。もっとできたことがあったのにと思う毎日。

帰り、補助で来ていた70代に差し掛かっていそうなおばあさんに「子どもは日本の宝だからね」を声をかけられた。おばあさんは「子育てがんばってね」ぐらいのテンションで言っているのが伝わってきたので「ありがとうございます」と言って公民館をでた。こんなことを言っているからおかしい、時代遅れ、理解が足りないと決めつけるのは早計で、個人個人、もっと言えばそのときそのときの相対し方で言葉の意味は変わる。目の前にいる人やあるものをもっと大切にしたいと思う。

心ある繭玉である乳児らは互いの声に耳を澄まして