新芽のように

迷走をはじめて1年が過ぎ、仕事でも書くことを選び、さらに本屋を始めようとしている。迷走はまだしっかりと続いている。熱し易く冷め易い性格である以上、もう一生こうなのだと諦めている。そもそも1つのことを続けようとしていたこれまでがおかしかったのだ。なんとか人並みであろうとして、そうできない自分をおかしいと思う自分がおかしかった。水は低きに流れ、人は易きに流れる。そうだとしても心の向くまま、流されるのが自分なのだということ。

何ヶ月か前、上の子が下の子に絵本を読んだ。下の子はぼっと絵を眺めているばかりで、まだ絵本は早いのかと思いそのままにしていた。今日時間ができたので、ふと思い立ち読み聞かせをしてみると、大ウケしていた。「ばあ」とか「ぷちぷち」とかなんでもない単語にキャハハと、よだれを垂らすぐらい笑っていた。私が同じ場所をぐるぐるまわっているうちに、子どもはまっすぐ、新芽のように成長していた。

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